大きな窓から光が降り注ぐ、開放感いっぱいの家

リビング、ダイニング、キッチンが明るく開放的

一階はキッチン、リビング、ダイニング、書斎が一体化した大空間。
お母さんは料理をしながら2人の子どもたちと楽しくお話ができます。
大きな窓から降り注ぐ光。
リビングからは2階の子ども部屋も見渡せます。

玄関(写真左)の正面は目隠しの壁。この写真のように長い土間空間が広がります。遊び盛りのお子さんたちが、外から帰ってくると、ここで汚れた衣類を脱いだり、ワンちゃんの足をふいたり、ととっても便利な空間です。

リビングと一体化したご主人の書斎(奥の畳部屋)。

手前は本棚でさりげなくリビングから目隠しされた奥様の書斎。
ご夫婦それぞれの居心地の良い専用スペースでありながら、完全な個室ではなく、リビングにいる家族とコミュニケーションがとれる空間設計です。
パソコンや書類、本などの設置スペースもプランニングの際に検討済み。
お洗濯、お風呂、収納といった家事動線が、ドアの開け閉めなしにつながる空間設計も、奥様と設計担当者との打ち合わせの中で、実現していきました。

一目惚れで始まった家づくり

Yさんは、上のお子さんの小学校入学に合わせて家を建てることを考え、インターネットや情報誌、モデルハウスを見てイメージをふくらませていました。
そんな中、「自然素材を生かした落ち着いたデザインがいいな」と感じた家の多くが、建築家の奥村晃司さんによる設計でした。しかし奥村さんはすでに他界。そこで奥村さんと住宅づくりを数多く手掛けてきた丸三ホクシン建設に相談したところ、首藤社長は、休日返上で自宅にYさんを招いてくれました。奥様は「我が家への夢を話したところ、首藤社長はそれを真剣に聞いてくれたのが、ホクシン建設さんへの信頼の始まりでした」と話してくれました。

キッチンには奥様のこだわりが凝縮

キッチンは作業スペースを広くとった対面型。漁業ランプを思わせるクラシカルな照明は、奥様がインターネットで見つけ、取り寄せた「後藤照明」製。

夏も冬も、裸足で快適に過ごせる

1階の床は無垢のニレ材。断熱性能が高いこともあって家族全員が裸足で過ごしています。オール電化、地中熱ヒートポンプによる暖房で、冬の暖房費は月8000円ほどに抑えられるとのこと。

玄関とキッチンの間の丸窓は、実は完成後に開けたもの。建設工事が始まってから、現場見学などをしていくうちに新たな要望が生まれることもあります。こうした時にも、遠慮なく担当者や大工さんに相談できる雰囲気があるかどうか、そして快く相談に乗ってくれるか・・・。
我が家に満足し、愛着を感じるかどうかの重要なポイントのようです。

玄関のランプシェードは、奥村さんの写真集で見て奥様が憧れていたもの。これも大工さん手作り。無塗装で、年月が経つごとに風合いを増すのが魅力です。「首藤社長はじめ、丸三ホクシン建設の大工さんもみんな親切でした。最初の直感どおりでした」と奥様は笑顔で話してくれました。